miの独り言

クリスタルパレスを応援する大学生の独り言です。

【採点】クリスタルパレス対バーンリー

 

f:id:mi_football:20181203112137p:image

 

クリスタルパレスは12月1日、プレミアリーグ第14節でバーンリーと対戦。ホームスタジアムのセルハーストパークで行われた一戦となった。

 

直近8試合で勝ち星をあげられていないパレス。17位、という残留圏内ギリギリの順位から考えても、どうしても負けられない1戦であった。前節のマンチェスターユナイテッド戦からのメンバー変更はなかった。

 

立ち上がりから積極的に攻勢を強めるパレス。まずは前半9分、クヤテのパスを受けたマイヤーがペナルティエリア付近左からミドルシュート。しかしこれは相手GKジョー・ハートの好セーブに阻まれた。

 

試合が動いたのは前半16分。マッカーサーが右サイドからグラウンダーのクロスを上げると、このクロスが直接ゴールに吸い込まれる。パレスが先制に成功した。

 

勢いを更に強めるパレスは前半35分にもチャンス。ペナルティエリア内で勝負を仕掛けたマイヤーが敵を揺さぶり、左足でシュート。これは惜しくも枠の右に外れた。

 

後半に入っても、ペースは完全にパレス。1-0で迎えた後半、48分に決定機が訪れる。エリア内で仕掛けたザハが至近距離からシュートを放つも、またもやハートがスーパーセーブ。なかなか点差を広げられない。

 

なおもパレスのチャンスは続く。53分、タウンゼントのパスを受けたザハがゴール前へ猛進。ペナルティエリア外からミドルシュートを放つも、惜しくも枠の上へ外れる。

 

そして77分、待望の追加点を挙げる瞬間が訪れる。右サイドでボールを受けたタウンゼントがそのままカットイン。左足を振り抜くと、ボールはそのままサイドネットへ。月間ベストゴールにノミネートされてもおかしくないゴラッソで、2-0と差を広げ、勝敗を決定づけた。

 

試合はそのまま終了し、2-0でパレスが勝利。ホームで今シーズン初の勝ち点3をゲットすることができた。次節、パレスはアウェーで「宿敵」ブライトンと対戦する。

 

【選手採点】

 

 

GK ウェイン・ヘネシー…6.0

 

相手枠内シュートが0だったこともあり、ほとんど出番はなし。クロス等のハイボール処理は安定していた。

 

 

 

CB ママドゥ・サコ…7.0

 

安定の寄せの速さに加え、彼自身の武器の1つである縦パスも冴え渡っていた。押し込める展開では、彼のビルドアップがより活きる。

 

CB ジェームズ・トムキンス…7.0

 

巨漢FWウッド相手に空中戦で殆ど負けることなく、相手のクロスを跳ね返し続けた。

 

LB パトリック・ファン=アーンホルト…7.5

 

押し込める展開が続いたこともあり、彼の攻撃力が際立っていた。中に、外に様々な所に顔を出してチームの攻撃を底上げした。

 

RB アーロン・ワン=ビサカ…7.0

 

左サイドのレノンやブレイディに殆ど仕事をさせなかった。ただ、攻撃面ではクロスのバリエーションや精度が課題と感じる場面も。

 

CM ルカ・ミリヴォイェヴィッチ…6.5

 

中盤の要としてチームに落ち着きをもたらしただけでなく、この日は積極的に攻撃参加。ただ、57分の決定機は決めて欲しかった。

 

CM シェイク・クヤテ…7.5

 

持ち味のフィジカルを活かし、中盤で攻守の起点に。この日はセカンドボール回収能力が抜群だった。後は雑さがなくなれば…。影のMOM。

 

 

LM マックス・マイヤー…8.0

 

文句なしのMOM。視野の広さ、基礎技術の高さを遺憾なく中央で発揮した。何よりも前の意識が強くなってきたことが嬉しい。

 

RM ジェームス・マッカーサー (78分out) …7.5

 

クロスがゴールに入ったのはたまたまだと思うが、マッカ本人からすれば嬉しい今季初ゴール。持ち味の対人守備やハードワークも目立っていた。

 

CF ウィルフレッド・ザハ …7.0

 

ワイドに開いても、中央に陣取っても、攻撃の起点として機能。あとはゴールを決めていれば完璧だった。キーパーがハートでなければ、1点は入っていただろうが…。

 

CF アンドロス・タウンゼント (87分out)…7.5

 

衝撃のゴラッソでこの日の勝敗を決定づけた。ザハとの連携も日増しに向上。2人でバーンリーDF陣を切り裂く場面も。

 

 

LM ジェフリー・シュルップ (78分in)… 6.0

 

守備でのアグレッシブさを求められる投入。与えられたタスクは果たしたが、クロスなどの雑さが目立った印象。

 

 

CF アレクサンダー・セルロート(87分in)…出場時間が短いため評価不能

 

 

監督 ロイ・ホジソン… 6.5

 

ここに来てメンバーを完全に固定。ボールを支配できる相手に対し、いかにうまく立ち振る舞えるか、というプランを披露してみせた。12月以降、中3日のゲームが続く中で、どのようにメンバーを回していくのか注目したい。

 

 

【独り言】

 

 

マイヤーがいなかったらきっと、こんなにうまくいかなかっただろうな、という試合。やはり彼のリンクマンとしての能力は卓越したものがあるし、それを相手のゴールに近い位置で示していたのが良かった。ボールを保持される強豪相手には多少の工夫が必要だとは思うが、バーンリー戦のような、自分達が主導権を握れる展開になるのであれば、間違いなく彼は必要。あそこまで俯瞰して、味方の位置を見れる選手はなかなかいないと思う。連携が更に深まったらもっと面白くなりそう。

 

そして個人的に影のMOMだと思っているのがクヤテ。どちらかというとフィジカルを前面に押し出したハードワーカー、というイメージだったが、この日の彼のセカンドボール回収率はかなりのものだった。バーンリーの守備が正直ルーズだったっていうのもあるにしても、この試合の彼はマイヤーと並んで中盤の支配者だった。彼の良さをまた1つ見つけられた気がして嬉しい。キャバイェとは違うタイプだというのは既に織り込み済なので、彼にしか出せない良さをどんどん見せつけて欲しいし、チームで共有してほしい。パスと判断の雑さはもちろん改善の余地があるけども。

 

次節は負けられないダービー、ブライトン戦。今季のブライトンの試合をチェックしていないから何とも言えないけれど、今のチームには強豪との連戦を通して、確実にどのチームでも「やれる」自信がついてきている。ただ一筋縄では行かない相手だけに、ホジソンの選手起用が鍵を握る展開になりそう。見づらい時間帯(早朝k.o)なのが残念だけど、眠気を吹き飛ばす熱い試合を期待したい。

 

 

【了】

 

 

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

 

 

 twitterのアカウントは

 

 筆者→@love_cpfc_jp  crystal palace japan(非公式パレス応援アカウント)

→@CPFC_Japan  です。よければフォローお願いします!