miの独り言

クリスタルパレスを応援する大学生の独り言です。

【採点】クリスタルパレス対レスター

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12月15日土曜日、プレミアリーグ第17節の試合が各地で行われ、クリスタルパレスはホームにレスターを迎えた。

 

ウィルフレッド・ザハとジェームズ・トムキンスという攻守の要をサスペンションにより欠くことになったパレス。更に開幕からゴールを守り続けてきた守護神ウェイン・ヘネシーも負傷離脱。ザハとトムキンスの代役にはジョーダン・アユーとマーティン・ケリーが、ヘネシーの代役にはリーグ戦初出場となるビセンテ・グアイタがそれぞれ名を連ねた。

 

まずは前半24分。ルカ・ミリヴォイェヴィッチのロングパスをアユ―が収めてPA内に侵入。そのまま左サイドからクロスを上げるも、ゴールネットの上をかすめてしまった。

 

続いて28分。ミリヴォイェヴィッチのバックパスをグアイタが受けるも、ジェイミー・ヴァーディの強いプレスによりボールを奪われ、ボールはゴールネットの中へ。しかしこのプレスがグアイタへのファールとみなされ、ノーゴールとなった。

 

そして前半39分、待望の瞬間が訪れる。右サイドでボールを持っていたアンドロス・タウンゼントからボールを受けたミリヴォイェヴィッチが右足を一閃すると、ボールはゴール右隅に吸い込まれる。ミリヴォイェヴィッチのゴラッソにより先制に成功した。

 

後半33分にはこの日最大のピンチを迎える。イヘアナチョからのダイレクトパスを受けたヴァーディが抜け出すと、フリーの状態でシュートを放つ。しかしこれにグアイタが反応し、間一髪で右手に当てる。リフレクションしたボールはゴールポストにはじかれて、グアイタの元へ。素晴らしいセービングを披露し、チームのピンチを救った。

 

試合はこのまま1-0で終了し、パレスは3試合ぶりに勝利。次節、パレスはアウェーで昨季のプレミア王者マンチェスターシティと対戦する。

 

 

【選手採点】

 

 

GK ビセンテ・グアイタ…7.5

 

リーチの長さや反射神経はヘネシーに劣るものの、リーガ仕込みの高いキック精度が随所に見られた。勝負を決定づけるスーパーセーブも披露し、彼にとっては最高のデビュー戦に。

 

 

CB ママドゥ・サコ…7.5

 

この日も粘り強い守備を披露し、チームの零封に貢献。質の高い縦パスを供給し、攻撃の潤滑油としても活躍。

 

 

CB マーティン・ケリー…7.5

 

約2ヶ月ぶりの出場にもかかわらず、試合勘の衰えを感じさせないプレーでチーム内MOMに選出。トムキンスの穴を見事に埋めてみせた。

 

 

 

LB パトリック・ファン=アーンホルト…6.0

 

 

何度か相手に裏を取られるなどまずい対応もあったが、決勝点の起点になった「走り」を評価。

 

 

RB アーロン=ワン・ビサカ…7.0

 

 

後半に入ってからの対面したオルブライトンへの対応は流石の一言。相手の動作を読みきる力が素晴らしい。

 

 

CM シェイク・クヤテ(後半19分out)…8.0

 

 

怪我の影響で早々にピッチを去ることに。ただ相手のキーマンであるマディソンを完全に封じ込めるなど、中盤での存在感は抜群だった。

 

 

CM  ルカ・ミリヴォイェヴィッチ…8.0

 

 

停滞していたチームの雰囲気を吹き飛ばすようなゴラッソを決め、殊勲の働きを見せた。

 

 

LM マックス・ マイヤー(後半47分out)…6.5

 

 

ボールに触る機会はそこまで多くなかったものの、持てば随所に面白いプレーを見せてくれた。献身的な守備も評価。

 

 

RM ジェームス・マッカーサー…6.0

 

 

攻撃面では違いを生み出せなかったものの、何度か素晴らしいインターセプトを披露。後半途中から中央にポジションを移したものの、そつなくこなした。

 

 

 

CF ジョーダン・アユー(後半31分out)…5.0

 

 

ボールロストが多くフィニッシュの精度も欠いた。ポストプレーヤーとしての役割も果たせず、彼個人としては厳しい試合に。

 

 

 

CF アンドロス・タウンゼント…6.5

 

得意の突破からいくつかカウンターを生み出した。流れの中で随所に変化をつけられる貴重な存在。

 

 

 

LM ジェフリー・シュルップ(後半19分in)…6.0

 

負傷のクヤテに変わって左サイドハーフで出場。平均的な出来だった。

 

 

 

CF アレクサンダー・セルロート(後半31分in)…5.5

 

アユ―よりもボールは収まるが、ゴールに向かう姿勢がいかんせん消極的。冬には売却の可能性も……。

 

 

OM ジェイソン・パンチョン (後半47分in)…出場時間が短いため評価不能

 

 

監督ロイ・ホジソン……6.0

 

出場停止の2人をどう埋め合わせるかが注目されたが、結局いつもと変わらぬ4-4-2で試合に臨む。勝ったからよかったものの、負けていたら間違いなく批判の的になっていただろう。そのくらい「工夫」が感じられなかった。

 

 

【独り言】

 

 

何と言ってもザハなしで試合に勝った、ということ。これは相当「チーム」としての自信になったのではないかと思う。アユ―とセルロートでは到底彼の穴埋めはできないけれど、勝ち切ったことに意味がある。勝ち点「3」をとることの重要性を改めて痛感したゲームだった。

 

また前述したように冬の移籍市場でのストライカー獲得は必須。ボールが収まり、ザハとコンビネーションすることのできるという条件はほぼほぼ必須になるけれど、まずはゴール前でクオリティーを見せることのできる選手が欲しい。噂に上がっているデフォーは年齢も年齢だけに難しいけれど、半年ローンだったらありなんじゃないかと……。モーゼス復帰も大歓迎だけれど、優先順位を決めて交渉を進めてほしい。もっともパリッシュが出し渋っている姿勢を示しているだけにあまり期待はできないが。補強の展望なんかは追々ブログで書ければと思います。

 

 

年末まで残り3戦。どの試合も負けるつもりはないけど、残りの相手がシティ、カーディフチェルシーなので、カーディフ戦で確実に勝ち点3は取っておきたい。いずれにせよブライトン、レスター戦はあまりいい気持がしない敗戦だったので一安心。ケリーがだいぶ良かったので、トムキンスとケリーどっちがスタメンに躍り出るかも次節は注目したいところだ。

 

 

 

【了】

 

 

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

 

 

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