【採点】エバートン対クリスタルパレス
プレミアリーグ第9節が21日に行われ、クリスタルパレスはエバートンに0-2で敗戦。この結果リーグ戦3連敗を喫してしまい、リーグ戦での勝ち点は依然「7」のままだ。
前半は互いにスコアレスの状態で終えたものの、87分に途中出場のカルヴァート・ルーウィンに均衡を破られると、直後の89分にもこれまた途中出場のトスンがカウンターの流れからゴール。終盤に2点取られるというなんともいえない幕切れとなってしまった。
パレスの次戦は28日。プレミアリーグ第10節で、公式戦10連勝中と絶好調のアーセナルとのホームゲームに臨む。
【選手採点】
GK ウェイン・ヘネシー…6.0
今日も好セーブを披露していたヘネ神。失点シーンはもう少しうまく対応できたかも、と感じるが90分を通して安定していた。
CB ママドゥ・サコ…5.0
意外性のある縦パスやスペース管理で攻守にわたり貢献したものの、1点目の失点時にはカルヴァート・ルーウィンに背後をとられてしまった。
CB ジェームス・トムキンス…6.0
出先の鋭い読みや体を張った対応でゴールを死守。カウンターによる失点のシーンは同情の余地あり。
SB アーロン=ワン・ビサカ… 6.5
相変わらずの危機察知能力の高さに加え、この試合では積極的な攻撃参加が目立った。ヘネシーとともに今シーズンの出来が安定している数少ない選手。
SB パトリック・ファン=アーンホルト…5.0
得意の攻撃参加があまり見られず、パッとしない印象。いっそのことシュルップと位置を変えてみてはどうだろうか。
MF ルカ・ミリヴォイェヴィッチ…5.0
一線級のPKキッカーである彼も「ピックセーブ」の餌食に。今季の彼の調子の悪さを体現しているようにも見えてしまった。
MF シェイク・クヤテ…5.5
前半のセットプレー時には惜しいヘディングシュートを放ち、守備時には相手のカウンターの芽を摘んだ。しかし、攻撃面ではパッとした印象を残せず。
MF ジェフリー・シュルップ…4.5
ホジソンが彼を信頼したくなる理由は何なのか?と言いたいくらいの出来の悪さがずっと続いている。フィジカル面での優位性にしても判断が遅すぎる…
MF ジェームス・マッカーサー…5.5
サイドに張り付く、というよりは中で動いてもらいパスを出したりスペースメイキングをする、という役割。平均的な出来だがやはり適正はインサイドハーフだと感じる。
FW ウィルフレッド・ザハ…7.0
この日の彼はまさに「孤軍奮闘」。切れ味鋭いドリブルと質の高いランニングで前線のチャンスメイクに貢献し、PKのチャンスも貰った。彼がいないと思うとゾッとする…(いつものこと)。
FW アンドロス・タウンゼント…5.0
2トップでザハとコンビを組み、右サイドに流れるなどしてチャンスを演出。しかし攻撃の起点になれず、多くの決定機に絡むことができなかった。
FW コナー・ウィッカム… 出場時間が短いため評価なし
監督 ロイ・ホジソン…4.0
強豪との連戦が続くはずなのに、なぜ先に動かない?なぜ攻めに転じない?なぜ……と疑問が尽きない采配だった。
【独り言】
アユ―の使い方、不調のルカをどうケアしているのか、マイヤーを含めた中盤の構成等の筆者の疑問がまったく解消されぬまま日々が過ぎていく。今の時期だからこそ様々な選手を柔軟に試していくべきではないだろうか。昨季の出来はいったん忘れ、新たな段階へとチームはシフトしていくべき時期だ。
おそらくボスは強豪との連戦次第で、進退が決まるだろうと予想。もし解任されたら誰がくるのだろうか…。…モイーズあたりかな。。
次戦は先述した通りアーセナル戦。覚悟はしているので、次につながる一筋の光を見せてほしいと思う。
【了】
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