【採点】ボーンマス対クリスタルパレス
10月1日、マンデーナイトに行われたアウェーでのボーンマスとの一戦は1-2で敗戦する結果に終わった。
ベンテケが負傷離脱して以降、4-3-3の布陣で試合に臨んでいるパレス。前節のニューカッスル戦からはメンバーを1人変更。クヤテに変わり、マイヤーが今シーズンリーグ初先発を飾ることとなった。
試合は立ち上がりから動く。前半5分、左サイドからのクロスにFWウィルソンが反応。少しためてフリーのMFブルックスへつなぐと、ブルックスはダイレクトで左足を一閃。クロスバーをたたいて、ボールはゴールの中へ吸い寄せられた。
その後一進一退の攻防が続くと、後半10分に同点に追いつくことに成功。FWザハからのボールに抜け出した(オフサイド気味?)DFアーンホルトが豪快に右足を振りぬく。GKのニア上をぶち抜く素晴らしいゴールだった。
しかし終了間際に悲劇が起こってしまう。後半40分、セットプレーでの中の競り合いの中でDFサコがMFレルマを肘で倒したとしてPKを献上。このPKをMFスタニスラスが沈めて、再びリードを許してしまう。
結局、これが決勝点となり1-2で敗戦。ボーンマス相手にパス本数や支配率で上回るなど、新たなチームスタイルへ変化していく過程を見せつつあったパレスだったが、結果が出なかったのが辛い。今求めているのはチームスタイルの変革よりも、勝ち点3だったのは言うまでもない…。しばらくはこれをベースに続けていくつもりかもしれないが、ベンテケ復帰以降の布陣が気になるところ。
【選手採点】
GK ウェイン・ヘネシー… 7.0
今シーズン安定したセービングを披露し続けている彼は、この日もスーパーセーブを披露。後半35分以降のウィルソンのシュートやゴスリングのヘディングなど、決定的なシュートを防いだ。
CB ママドゥ・サコ… 4.5
前半からウィルソンとのマッチアップで火花を散らし、フィジカルの強さや間合いの詰め方のうまさで安定した守備を披露…と言いたかったが、85分に肘を使って相手を倒してしまいPKを献上。敗戦の大きな要因となってしまった。
CB ジェームズ・トムキンス… 5.5
90分を通し、安定した守備を披露。適切なポジショニングを取り、PA付近で強固な壁となった。ただ、足元の技術が災いしてピンチになる場面も。後半ロスタイムの最後のカードも余計だった。
SB アーロン・ワン=ビサカ… 7.0
2ヶ月連続でチーム内MOMを受賞している彼は、この日も完璧に対人相手をシャットアウト。素晴らしいタイミングでのスライディングやタックルを披露し、サポーターを沸かせた。
SB パトリック・ファン=アーンホルト… 6.5
同点弾となった豪快な右足のシュートはもはや彼の十八番。カップ戦をカウントすると2試合連続のゴールとなった。ただし、ポジショニングのミスやパスミスなどで穴となっていたことも否めないので評価をやや下げ気味に。
MF ルカ・ミリヴォイェヴィッチ…6.5
アンカーの位置に入り、後方からの組み立てをサポート。禊のパスを入れて攻撃のスイッチ役となると同時に、素早い危機察知能力で相手の攻撃の芽を摘んだ。
MF マックス・マイヤー…6.0
中盤を動き回り、攻撃のリンクマンとしてチームの組み立てに貢献。ただし、後方へのバックパスや横パスに逃げる機会が多く、相手の脅威にはなれなかった。もう少し前でのプレーに専念させても面白いかも。
MF ジェームス・マッカーサー…5.0
比較的中盤の前目の位置でプレーし、この日も豊富な運動量を生かして走りまくる。しかし最後のクロスやパスなどの精度に欠け、攻撃を停滞させた一因となった。
WG アンドロス・タウンゼント… 6.5
プレシーズンからずっと好調を維持しているように感じる彼は、軽快な動きで右サイドを切り裂いた。左右両足からの高精度のクロスは流石の一言。ワン=ビサカとの連携が深まればさらに脅威に。
WG ウィルフレッド・ザハ…6.0
左サイドから決定機に絡み、アーンホルトのゴールをお膳立て。ただ、いつもの彼と比べるとボールロストも多く、ボールが足につかない印象。やや物足りなさを感じた。
CF ジョーダン・アユ―…5.0
ベンテケが負傷して以降先発に定着している彼は、攻守両面にわたって動き回りチームに貢献。しかしこの日も攻撃の起点になることはできず、交代の際には不満顔。彼の適正位置は真ん中ではない気もするのだが…
MF ジェフ・シュルップ(後半32分 in)…5.5
マッカーサーと交代でインサイドハーフの位置へ。しかし攻撃面で目立ったアクセントをつけることはできなかった。
CF アレクサンダー・セルロート(後半37分 in)…5.5
アユ―と変わってCFの位置へ入った。セットプレーでチャンスを見出そうとして投入されたと予想。しかし、短い時間では彼の良さを出すことはできなかった。
MF シェイク・クヤテ(後半39分 in)…5.0
マイヤーと変わってインサイドハーフの位置へ。ゲームを同点で締めるための投入だった気もするが、直後に失点。その後不用意なドリブルや、相手との言い争いによる警告などあまり印象がよくなかった。
監督 ロイ・ホジソン… 5.5
4-3-3の布陣に変更してから3戦目にして、選手の位置関係が修正されつつあり単発な攻撃も少なくなってきた。中盤から丁寧につなぐスタイルに舵を切りつつあると感じ、ようやくやりたいことが見えてきた印象。マイヤーを使い始めたのはポジティブな変化だが、選手交代は相も変わらず遅く、エディ・ハウに先手を打たれて押し込まれてしまった。
…と、こんな感じでざっくりとパレスのマッチレビューや選手採点をマイペースにやっていくつもりです。(偶にパレス以外のことも書いていくかもしれません)
こんな私ですが、どうぞ宜しくお願いしますm(__)m
mi
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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